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2023年9月

2023年9月18日 (月)

中山道 南木曾→妻籠→馬籠

所用で木曽の実家に行ったので、翌朝、一番電車に乗ってJR南木曾駅まで出かけて、中仙道の妻籠・馬籠をハイキングしてきた。 恥ずかしながら(?)妻籠・馬籠は初めて。

Img_3903 妻籠宿

妻籠宿で観光客が少なかったのは、朝が早かったから。

Img_3929

馬籠から妻籠に向かったほうが下りが多いことは分かっていたが、早朝に馬籠へ行く手段が見つからなかった。 足慣らし目的なら妻籠から馬籠に向かうのが正解だけどね。

Img_3949 馬籠宿

妻籠宿は平坦な街道の宿場町だが、馬籠塾は(伊香保温泉のように)高低差のある宿場町だ。 馬籠は観光地化が進んでいるが、妻籠はまだ昔の宿場町感を残している。 8km弱の距離で、大きな宿場町が2つ。 やはり、その昔の峠越えは大変だったのだろう。

流石に外国からの観光客に人気のハイキング コースとあって、標識も道も結構整備されていた。
でも、一応、峠越えなので、それなりには汗をかく。 観光目的で汗をかく習慣は日本人にはないかな。

馬籠から中津川までバスで移動して、中津川から電車で帰った。 行きの電車から帰りの電車まで、前日の計画通りのスケジュールで動けた。
想定外は「汗のかき過ぎ」で、その状態で電車に乗るのは色々とキツかった。 簡単な着替えが欲しかった。

記録を見ると、南木曾からだと 800m 程登っているので山行に近い 400m程度の上り。 多くの観光客は 馬籠→妻籠 を歩くようだ。 それにしても、「籠」という字は難しい・・・竹冠に龍なんだけど、龍を書けないということか。
同じ漢字なのに、片方は「ご」もう片方は「ごめ」なのは何故かと思い調べてみたら、答えてくれている人がいた。 どちらも、昔は「つまごめ」だったらしく「つま」は行き止まり、「こめ」は谷を意味していて、その後は、地域による言葉の変化があって「つまご」と「まごめ」になったようだ。

「こんにちは」と声をかけると「こんにちは」とか「おはようございます」と返ってくる。
日本人・外国人問わず、大体 4/5 位は応答が返る。
家に帰って、「日本の文化を学んでもらう為にも、積極的に声をかけた」と話したところ、「そういった上から目線の考え方自体が親父化が進んでいる証拠」との娘さんからのご指摘。 老兵は社会の片隅でひっそりと生きて行こう・・・嘘 ぴょーん(^^)V

 

2023年9月 9日 (土)

甲斐駒ヶ岳→摩利支天

今年の計画「摩利支天 三山巡り」の完結編として甲斐駒に行って来た。

南アルプスの甲斐駒ヶ岳付近はマイカー規制のため、林道バスに乗り換えて行く必要がある。 今回は伊那市長谷黒河内(いなしはせくろごうち )の仙流荘(せんりゅうそう)から南アルプス林道バスに乗って北沢峠から登った。 今年初めての車中前泊。 暑からず寒からずだったが、近隣騒音で若干の睡眠不足。 定員35人のバスが5台は出ていた。 結構な登山者の数。

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甲斐駒ヶ岳には、20代の頃に一度登ったことがある。 記憶が曖昧だが、確か夜叉神峠から入り、鳳凰三山を経て甲斐駒まで縦走した覚えがある。 地図を確認したところ、夜叉神峠から甲斐駒までは物凄く距離がある。 他にルートがないので、当然、早川尾根を通らないと縦走できないはずだ。 当時は小屋は使わなかったので、あの重いリュック、重いテントを背負って、アップダウンの激しい南アルプスを縦走したとは・・・。 脅威の体力と脚力。 そうだ、その前年辺りに、北アルプスの裏銀座を縦走したことがあって、縦走の面白さを覚えて、無謀にも南アルプスの縦走に走った訳だ。 北アルプスと南アルプスでは、縦走の重みが違うことを、当時は理解していなかった。 ネットもなかったし。

早川尾根方面からだと、仙水峠→駒津峰→六万石→甲斐駒ヶ岳 のルートを通ったハズなので、駒津峰からは、今回と同じルートだった訳だ。 全く記憶がない・・・

同じ駒ケ岳でも、木曽駒ケ岳とは大違いで、六万石からの甲斐駒ケ岳は大きな岩の多いルートで、滅茶苦茶ハードなルートだ。 当時も大変だったハズだけど、記憶に残っているのは、山頂に一張のテントがあって、こんなところにテント張っていいの? と思ったことだけ覚えている。

例によって、ヘロヘロだったが、何とか山頂にたどり着いた。

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六万石からの甲斐駒ケ岳がどの程度かと言うと(あまり良い例ではないが)今回、救助ヘリが出動していたことでも想像できるか。 岩がゴロゴロのコースで滑ったらしい。 前夜の台風の雨で、岩が滑りやすくなっていたことも影響したと思う。 額からは流血があり、足の骨を折ったようだ。 自分が通ったときには既に通りがかった登山者が介護・県警への通報を行っていたので、手を出さなかった。 1時間半ほど経過して、自分が山頂での昼食を終えた頃に県警のヘリが到着した。 これで安心かと思ったら、なんと都合3回アプローチしていたが遭難者を回収できないで、諦めて帰って行った。 天気は良かったが、風と場所が悪かったようだ。 周りの登山者と「人力のレスキュー隊の出番になるね」と話したが、実際にそうなった。

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その後、帰路の途中で、登ってきたレスキュー隊と擦れ違った。 レスキュー隊はパラパラと2・3人づつ登ってきたが、ヘロヘロの自分とは大違いで、皆ジョギングでもしているような速度だった。 休息ポイントで休んでいた隊員に声をかけたら「ヘリでの救助は気象条件があるので難しい」「今ならヘリで救助できるかも知れない」と話していた。 次の日にニュースを調べたところ、「六万石付近で転倒負傷した男性を県警ヘリで午後5時40分頃、伊那市内の病院に搬送した」とあった。 ケガ人は70才男性。 どうやら、その後、もう一回ヘリが出動したということか。 伊那の病院ということは、出動したのは長野県警の「やまびこ」だったか。 北沢峠~甲斐駒の稜線は、長野県と山梨県の県境になっている。 怪我人の居た場所が長野県よりだったのかも。

甲斐駒山頂で昼食を済ませ、今回の主目的である摩利支天を目指した。 が、そこは南アルプスなので、直ぐ隣の山なのだが、結構下ってからの上りとなる。 そのときの時刻はほぼ 12:00 で、北沢峠の最終バスが 16:00 なので持ち時間は4時間程。 下山に(余裕をみて)3時間かかるとして、摩利支天は1時間で往復しないといけない。 行くか行かないか、ちょっと迷ったが、今後、そんなにチャンスはないと思い行くことにした。 後で所用時間を確認したところ、甲斐駒山頂から摩利支天山頂までは30分程度だったので登って正解で、目的達成。

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後は下りるだけのハズなのだが、六万石→駒津峰は結構なアップダウンがあって、一向に高度が下がらない。 これが南アルプスだ。 確かに、油断するとケガをしそうだ。 駒津峰→北沢峠は(看板によると)2時間コースと、1時間50分コースに分かれる。 なんとなく抜きつ抜かれつしていた静岡からの登山者2人組も、この(時間的余裕のない)状況で2時間コースは選ばないと話していた。 自分も同感だったので1時間50分コース(登ったときのルート)を選んだ。 タイムアタックのキツさは、上高地で経験してコリている。
結局、1時間50分コースは 2時間10分程かかったので、2時間コースだとどうなっていたのかと思う。 最近は恒例としている膝のテーピングで、下山時も、以前のようには膝にダメージがなかったので、(昔ほどではないが)そこそこのペースは保てたと思うが、看板の標準時間を20分もオーバーしていた。 自分のペースが遅いのか、南アルプスの標準タイムが健脚者標準になっているかの何れかだ。 結果的には最終バスには20分ほどの余裕をもって北沢峠に着いた。 もし、転んで打撲でもすると20分はあっと言う間に過ぎてしまう。 いつもながらタイムアタックはキツい(^^; 時間に縛られたくない人は、北沢峠でテントを張ってベース基地にして、仙丈岳や他の山にも足を延ばすようだ。
林道バス発着場のある仙流荘で日帰り温泉に入って帰路に就いた。

今回、靴もザックも軽量化を図った結果、ペースは何時もどおりだったが膝は大丈夫だった。


Photo_20230910202601

2023.09.10追記
その昔、夜叉神峠から甲斐駒まで行ったときを思い返して、当時通ったであろうコースをヤマレコで調べてみた。
最後は(今回と同じ)北沢峠に下りたとすると、全長26.8km、(ヤマレコの標準タイム)21時間(休息なし)、一日8時間歩いたとして最低でも2泊はしている計算になる。 完全に健脚者コースだ。 そうか、昔は健脚者だったのか、あるいは無謀登山者だったのか、紙一重かも。
そういえば、ヤマレコの他の人の記録を見ると、甲斐駒の岩山アタックは「とても楽しかった」と書いていた人がいた。 所用時間も(標準の)0.6~0.7の健脚者だ。 「筋力を鍛えるのに年齢は関係がない」そうだが、「筋力が衰える速度は年齢に比例する」ようだ。
・・・未ださめず池糖春草の夢、階前の梧葉すでに秋声・・・

2023.09.11追記
凄く久しぶりに「顔の皮」が少し剥けた。 山行での日焼けが原因。 当日、日焼け止めは持っていたのだが使い慣れていないので付け忘れた。
先日の御岳山でも、顔には日焼け止めを塗っていなかったが、大して顔の日焼けはなかった。
今回は、台風一過の直後というのが影響しているように思う。 上空の濁った大気が一掃されて、紫外線が強くなったのではないかと思う。

2023年9月 2日 (土)

中仙道 藪原宿→奈良井宿

週末の足慣らしに近くの低山でも行こうかと考えたが、気まぐれで中仙道の藪原宿ー奈良井宿間を歩てみた。

最近、海外ツーリストの老夫婦が歩いていたのをTVで見ていた。 わざわざ日本まで遊びに来て(確かドイツだったか?)、何もない山道を歩いて汗をかくことが楽しいとは、人夫々だ。 旦那さんは「いい経験ができた」と話していたが、奥様は、否定こそしていなかったが「とても楽しかった」ような顔ではなかった記憶がある。

自分も、比較的近くに住んでいるにも関わらず、これまで一度も歩いたことはない。 東京生まれの人が東京タワーに行ったことが無いのと同じか(ちょっと違うか?)。 街道の古道を歩くのは、大体、年配者が多い。 あっ、自分もそのグループか。 まっ、トレッキングの一環ということで。

藪原宿ー奈良井宿間には鳥居峠があって、その昔は、ちょっとした難所だったらしい。 もちろん、今は峠の下に国道のトンネルが通っている。 かつて、笹子トンネル内壁崩落事故(2013年)の煽りで、内壁の改修工事を行った(高速以外では)数少ないトンネルの一つだ。

トレッキングの様子については後で追記するとして、今日はデータだけアップしておこう。 距離9kmだと思っていたが、賞味2時間もかかっていなかったので、山道で2時間を切るのは凄いと思ってデータを確認したら6Km程度だった。 それなら納得。 山道ではあっても、登山道ではないので、汗はかいたが、そこそこ歩きやすかった。 いつも通り、水を2ℓ 持参したが、0.3ℓ 位しか飲まなかった。 暑くなる前に行動したことも大きいかと思う。

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知らなかったが、奈良井宿は宿場の距離が日本一らしい。 綺麗な街並み。 奈良井のある楢川村は、平成の大合併で木曽を離脱して、現在は塩尻市となっている。 木曽の南端、山口村も離脱して、現在は岐阜県中津川市になっている。 ちなみに、平成の大合併で県の面積を減らしたのは長野県だけ、何ということでしょう・・・

お土産店の人が、日中はまだ暑いが、朝晩は寒くなったと話していた。

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途中で高度がワープしているが、100mも垂直にジャンプできないし、恐らく自動校正が入ったのだと思う。 鳥居峠は分水嶺なので、表日本と裏日本で気圧の差があったのかもしれない。

 

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