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2014年9月 8日 (月)

槍ヶ岳 新穂高温泉ルート

槍ヶ岳に行って来た。

今年は考えられないくらい夏山の天気が悪い。
山行前日も、午後猛烈な雷雨があった。

しかし、ここ一週間以上に渡って天気状況をウォッチしていたおじさんは全然慌てない。
アメダスの映し出す雨雲は、山行前日に長野県を通過し、翌日には東北に移動することが分かっていた。
しかし・・・あまりに猛烈な雷雨に少し焦った (^-^;

山行前日は、夕刻まで少し迷っていた。
TO GO OR NOT TO GO, THAT IS THE QUESTION.
夕方、実に久しぶりにアルプス方面のガスが晴れて、太陽が顔を出していた。
まるで台風一過の後のようだった。
「明日は晴れる」

前回の奥穂山行の際、朝4時頃、のこのこと家を出発したら、新穂高の登山者用無料駐車場は既に満車で、かなり離れた場所に路駐することになり、20~30分程余分に歩くことになってしまった。
同じ轍を踏まないために、今回は前日移動にした。
・・・たぶん、世間の山歩き愛好家にとっては至極あたりまえの行動かな。

9/5 (金) ------------------

20:00 出発
21:45 新穂高の登山者用無料駐車場着

前回とは違い「満車」の看板もなく、広い駐車場には2・3割程の車が駐車していた。
駐車場は広めの段々畑状で、一番奥の一番高いところにあるブロックが一番登山口に近いが、そこだけは満車状態だった。
自分は奥から二番目のブロックに駐車。
車中泊は昨年の富士山山行以来だが、そのとき、自分の車はラゲージスペースとセカンドシートはフラットになるのだが、せっかくフラットになるフロントシートとセカンドシートの間が繋がっていないため、あと少しのところで伸び伸びと寝られなかった経験がある。
今回は(おじさんの学習機能が働いて)フロントシートとセカンドシートの間を繋ぐための板を持参した。
この板の効果は素晴らしく、伸び伸びと寝ることができた。
さらに、想定していなっかたことだが、フロントシートに頭を置いて寝ると・・・フロントウインドウが天窓になって星空が見えるのだ。
駐車場に着いたときには既に月が見えていたが、見える星も増えてきた。
「明日は晴れる」が確信となった (o^-^o)

23:00 就寝

登山道入り口横の登山指導センターまで歩いて道を確認したり、車中泊の準備をしたり、家から持ってきたビールを飲んだり、結局就寝したのはこの時間。

9/6 (土) ------------------

03:00 起床

とはいうものの、夜中にも続々と到着する車も多く、1時間置きに眼が覚めていた。
寝不足のはずなのだが、結構頭はスッキリしている。
ビッグイベントを前にアドレナリンが増加しているのか。

P9060001

いつの間にか、駐車場には9割程の車が駐車していた。
5時過ぎに着いても、駐車できない訳だ。

04:00 駐車場出発

10分程歩いて、登山指導センターで登山届を提出。
さて、出発。
自分より先に出発した人もいるが、槍に向かう登山者はパラパラといったところ。

P9060005

やはり、多くの登山者はロープウエイなのか。

04:15 登山指導センター

このセンターのトイレは、最近のサービスエリア同様に極綺麗。
登山届をポストに投函。
そういえば、ネットで登山届がだせるとか言っていたような記憶が。
もう運用しているのだろうか。
さて、行こうか。

04:35

まだ日の出前で、辺りは暗い。
久々にヘッドライトを使う。
やはり天気がいいと歩きやすい。

P9060011

04:50 日の出間近

P9060012

05:10 穂高平小屋

今回、ここでは誰も休んでいなかった。
自分は5分程休んだ。

P9060013

05:35

P9060014

05:55 槍ヶ岳・奥穂高岳分岐

前回はこの分岐を右に入って、奥穂に向かった。
今日は真っ直ぐ進む。

P9060016

06:00 白出沢

砂防堤の工事中。
まだ、この時間は一台もダンプカーを見ていない。

P9060017

07:05 南沢

P9060030

08:00 槍平

槍平小屋に向かう木道。

P9060031

槍平小屋

P9060032

P9060033

河原があって、その近くにテン場がある。 ここが標高2200mとは思えないロケーション。
「平」と名付けた気持ちが分かる。
お握りを食べて10分程休憩。
ここまでも結構な登りだったが、これからが本番になる。

08:45

う~ん、いい天気だ。

P9060034

09:50 

P9060038

09:55

槍ヶ岳山頂が見えてきた。
まだ、まだ登らないと・・・

P9060039

10:20 千丈乗越・槍ヶ岳分岐

槍ヶ岳山荘が見えているが、見えているところ程大抵時間がかかる。
通りすがりの登山者が 「コースタイムは、ここからまだ2時間半ある」 といっていた。

キツイ Σ( ̄ロ ̄lll)
少し前から左足の膝の腱が痛い。
登り切れるだろうか。

12:00 飛騨乗越 槍ヶ岳・南岳分岐

ピーカン(古い?)ではなく、薄曇りなので日差しも左程強くなく、風も吹いていて絶好の登山日和なのだが、
ヘロっているのと、左足の膝の腱の痛みで思うように登れない。
千丈乗越・槍ヶ岳分岐からここまで、若い山ガールを達に次々と追い抜かれた (u_u。)

P9060044

12:15 山荘まで100m

なんとかたどり着いた ヽ(´▽`)/
ひっ、膝が・・・痛い・・・
しかし、いい天気だ。

P9060050

12:20 槍ヶ岳山荘

あまりの疲労で、山荘全景の写真を撮り忘れている。
下の写真は、後ほど、穂先から降りてきたときに逆方向(穂先側)から撮ったもの。

P9060057

まづは、宿泊届。
一泊、二食、弁当付、\11,000-也。
取りあえず荷物を置いて、足を休めないと槍の穂先へは登れない。

P9070098

「早く(穂先へ)登っておかないと、これから混む時間になる」 と途中ですれ違った山ガールさん。
そうか、今でも混んでいるが遅くなるともっと混むのか。
しかし、少し休まないと左膝が動かない。
結局30分程休憩して穂先へ向かった。

13:20 穂先登頂

登りルートと下りルートが分かれていて、少し順番を待ったが、登りは左程のロスタイムなかった。
20分程で穂先に辿り着いた。
絶景! 360度、ここまで見えるのは珍しいとの声。
穂先滞在時間は10分程度が目安らしいが、山頂はかなりの混み具合だ。

P9060065

P9060080

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P9060069

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P9060071

P9060072

いつものように、ユックリと腰を降ろして景色を楽しみたかったが、そうも行かない。
下りは、年配グループの後についてしまい、登りの倍以上時間がかかった。

14:15 山荘へ戻る

疲れているし、足も痛いし、寝不足だし・・・でも、まだ寝たくない。
山荘の前にテラスがあって、テラスに腰かけると正面に(昨年登った)常念岳が見える。
その右側には(今年登った)蝶ケ岳も見える。

P9060077

冷えた缶ビール\500-が美味い。
最高に贅沢な至極の時間。
暫し美しい山並みを肴に時間を過ごす。
持ってきたブランデーも美味い。 きっと、なんでもうまい。

自分の夕飯は 16:30~ からの予約だが、続々と登山者が山荘に到着していて、次は 17:30~、その次は 18:30~ となるようだ。

16:30 夕食

P9060090

時間がきたら食べられるのは楽だ。
特別な料理ではないが、美味い。

18:50 山荘のイベント(播隆祭)

その昔、槍ヶ岳を開山した播隆上人を偲んだイベントがあった。
缶ビールや酒が振る舞われた ヽ(´▽`)/

20:00 就寝

横になって1~2分で寝たとようだ。
そういえば、夕食後に仮眠していて日没を見なかった・・・


9/7 (日) ------------------

04:30 起床

ガスっている。
「雨は降っていないが、外に出るとガスが凄くて雨のように濡れる」とのこと。
朝食を待つ間、出発に向けたパッキング。
やっぱり、カッパが要る。
水は自販機で500ml のペットボトル一本 \300-と、宿泊客無料の 水 (雨水)を補給。

05:00 朝食

簡素な朝食だったが、自分には十分。
写真撮るの忘れた。

山荘のロビーには誰でも使えるパソコンが設置されている。
朝方は少し雨が降るが、その後は晴れの予報。
当初予定では西鎌尾根から鏡平を「経由して新穂高に向かうつもりだったが、雨と左膝次第といったところ。

05:30 出発

日中、晴れ予報とは言っても、結構なガスと風が出ている。

P9070102

さて、どうしようか。
取りあえず西鎌尾根に向かうことにした。

P9070104

タイガーバーム(塗り薬)が効いたのか、左足は問題なさそう・・・
と思ったら、少し下ったところで左膝に激痛が走った。
膝にウエイトを掛けるとダメなのか。

膝を叩いても、抑えても痛みが消えない。
このままだと、直ぐに歩けなくなりそうだ Σ( ̄ロ ̄lll)

まだ 3000m 付近に居る訳だし、歩行困難→遭難→救助→新聞沙汰 のストーリーが浮かぶ。

今回は、いつも持ち歩いているステッキも持っていない。
前回の奥穂山行で雨に降られて、下山後、ステッキを分解して乾かしたら伸縮できなくなったので置いてきた。
困った挙句、パッキング用に持ってきたマジックテープ式のバンドを膝に巻いてみた。
おっ、痛みが和らいだ。 膝を固定した訳だ。
なんとかなりそうだ。
こんなことは始めて。
ガスっていることもあって、尾根道は風が強い。

06:15 千丈乗越・三俣 分岐

未練はあるが、降りた方が良さそうだ。
昨日登って来た槍平に向かうことにした。
雨も降ってきた。

P9070106

07:50 槍平小屋

左膝をだましながら、小屋まで辿りついた。
既に雨は上がっていた。

P9070118

この先が、まだまだ長い。

09:40 槍ヶ岳・奥穂高分岐

途中の沢渡りも大きな問題はなかった。
さて、もう少しだ。

P9070127

10:15 槍平小屋

P9070129

11:00 登山指導センター

前回もそうだったが、林道が長い (u_u。)
やっと登山道入り口まで戻った。
曇ってはいるがいい天気だ。
下山届を出して駐車場へ向かう。

P9070134

12:00 温泉

車に戻って、しばらく休んでから、登山指導センター上の日帰り温泉で汗を流す。 \800-
リュック置き場も用意されていて、車に戻る前に入浴できそうだ。

12:30 岐路に着く


<槍ヶ岳山荘までのログ>

Mt_yari_2014_0906

Mt_yari_wadachi_2014_0906

片道 14km、登り8.5時間・・・コースタイムと同じ (;´д`)トホホ…
想定外の膝痛もあって、めいっぱい疲れたが、狙いどうりの天気で、最高の山行になった (o^-^o)

Photo

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